空気が乾燥し、インフルエンザなどの感染症も増える季節。岡山ではインフルエンザ警報発令中です。
正しい呼吸で風邪予防しよう!
鼻毛にはホコリなどの大まかな汚れを体内に入れないようにフィルターの役割があります。さらに鼻の穴の奥にある副鼻腔の表面は、細かい毛とネバネバした液が出る粘膜でできていて、ホコリ、細菌、ウイルスなどを捉えて外へ運ぶ空気清浄機能が備わっています。鼻から取り入れられ副鼻腔に入った空気は気道に入る前に温められると同時に加湿されてから肺に送られます。

お口ポカンの状態だと口呼吸になってしまいます。この状態では空気中の細菌やウイルスを体内に入れてしまい感染症や喘息、肺炎が起こる原因になってしまいます。鼻に空気を通していないと鼻の中の機能が悪くなってしまいます。また、口の中が常に乾燥してしまうため、唾液の作用が弱まり、むし歯や歯肉炎などのトラブルを引き起こすことがあります。

お口ポカンは正しい呼吸が難しくなるだけではなく、顔色が悪い、口唇が乾燥している、口角が上がらない、痩せているのに二重あごなど表情も暗くなってしまう特徴があります。
また、表情だけでなく姿勢も悪くなってしまいます。

・ 横隔膜を使った深い呼吸
・ 胸を張ることで肺が広がり、酸素を取り込みやすい
・ 脳細胞に酸素が巡って集中力UP
・ 骨盤や内臓の位置が整い、足や腰など他の関節に負担がかからない
・ 血行・消化が良く、快便

・ 胸や肺が圧迫され、浅い呼吸
・ 酸素不足で疲れやすく、集中力に欠ける
・ 骨盤が閉じ気味で内臓を圧迫、消化が悪く便秘がちに
・ 股関節の位置が悪く、足腰・肩・首などが痛むキッカケに
・ 全身の血行が悪く、冷え性になりやすい
・ お腹の筋肉を使わないため、脂肪がつきやすく太りやすい
お家でできる簡単トレーニング「あいうべ体操」親子で一緒に楽しく予防してみてはいかがですか?

1日30回 4秒ずつ行うのがおすすめ!
口周りや舌の筋肉を鍛え、正しい鼻呼吸で健康な日常を過ごせるようにしよう!