はなふさこどもデンタルクリニックでは、発達障害の診断の有無にかかわらず気軽に受診いただける環境を整えています。
・怖くて診療室に入れないお子さま
・診療台に上がることが難しいお子さま
・周りの目や音が気になるお子さま
など、一人一人のペースに合わせて診療をゆっくり行っていきます。
他の子が上手に診療している姿を観察することによって新たな行動の学習になります。
逆に診療中に泣いている子を見てしまうと怖いという情動反応が生じてしまうので注意深く行っていきます。
周りに人がいることが気になったり、大きな声を出してしまうことがあって周りの目が気になる場合を考慮して個室をご用意しています。
診療室になかなか入れない時は少し広めの部屋にマットを敷いてお口の状態を見たり、歯磨きの練習をすることもできます。
診療室になかなか入れない・狭い部屋の方が落ち着く場合には、入口の近くに隠れ家のようなスペースを設けています。
こちらのお部屋でもお口の状態を見たり、歯磨きの練習をすることができます。
一般的に知的能力障害や自閉症スペクトラム症の人は、聴覚情報（耳で聞いた情報）よりも視覚的情報（目で見た情報）の方が伝わりやすいです。
不安や混乱なく予定通りの行動ができるようにボードや絵カードの準備をしています。
削る音が苦手だったり、騒がしい場所や子どもの声が苦手、ライトや日の光が苦手だったり過敏がある場合にはイヤーマフやサングラスの準備をしています。
はなふさこどもデンタルクリニックでは、様々な障害をお持ちのお子さまに対応した歯科診療を行っています。
当院では、重度の障害をお持ちのお子さまの歯科治療も行っております。
必要に応じてかかりつけの医師と連携しながら歯科診療を行います。口腔内の状態によっては専門の医療機関に紹介して処置を行ってもらう場合もあります。
また、通院が難しい場合は訪問歯科診療も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
歯のクリーニング・口腔ケア
人工呼吸器の使用や薬の影響で口腔内が乾いていることが多く、唾液による自浄作用がないため、その結果として歯肉が腫れたり、歯垢や舌苔がついていることが多くあります。
口から食べていなくても口の中に汚れは付きます。また、口の感覚過敏の改善にも効果があります。
フッ素塗布
むし歯予防・酸蝕症のために、歯のクリーニングや口腔ケアとあわせて定期的に歯にフッ素を塗ります。
乳歯の抜歯
医療依存度の高いお子さまは乳歯を飲み込んでしまうと危険なことがあります。歯科医師が定期的に検診を行い、必要があればグラグラした乳歯の抜歯を行うことがあります。
お子さまの状態によってはかかりつけの医師と連携して抜歯を行ったり、専門の医療機関での抜歯が必要になることもあります。
むし歯の治療
医療依存度の高いお子さまの場合、むし歯は少ない傾向にありますが、逆流性食道炎により歯が酸蝕症になる場合もあります。
簡単な虫歯治療であれば当クリニックで行うことが可能ですが、大きな虫歯であれば専門の医療機関で全身麻酔を使用して虫歯の治療を行うことがあります。
①まずはお電話でご連絡ください。
②お子さまの様子や、歯のお悩みをご相談。
③診療日をご予約。
④ご来院
障がい者手帳・保険証をご持参ください。
通院が困難な場合は、歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設に伺う「訪問歯科診療」をおこなっています。
訪問歯科をご希望の方はお電話もしくはメールでお問合せください。
なお訪問歯科の実施にあたっては、下記の小児訪問診療申込書の記載とFAXをお願いしております。
小児訪問診療申込書（PDFデータ）
FAX番号：086-265-2057
なお訪問歯科のご相談についてもお受けしております。
お気軽にお電話もしくはメールでお問合せください。
