コラム

しっかり動いて、しっかり食べられる体を育てよう!

しっかり噛んで食べられる状態は、顎の周りの筋肉がしっかり発達している状態です。
嚥下(飲み込み)や咀嚼の力は運動機能の発達とも大きく関連していると言われています。

赤ちゃんはうつ伏せの状態にすると、両手を宙に浮かせ飛行機のような姿勢になります。まだ両腕の肘や手のひらで上半身を支えて頭を高く持ち上げることが難しいからです。この状態の時期はまだ飲み込む力が弱く、スプーンで口に入れてあげる離乳食の開始にはまだ早い時期と考えられます。

肘や手のひらを床に付いて頭を高く上げられるようになると、スプーンで口に入れられたものが上手く飲み込めるようになっていきます。

ずりバイができるようになってくると、舌を使って食べることができるようになってきます。この頃には柔らかくペースト状にした野菜や少し粘り気のあるものも食べられるようになってきます。

手のひらで上半身を支えて移動ができるようになってくると、顎の上下運動「かみかみ」することができるようになっていきます。この頃には歯茎で噛み取ることができるようになってきます。

四つ這いの状態で上半身を両腕に乗せると顔面の筋肉が緊張してきます。赤ちゃんは四つ這いを通して、顔の周りの筋肉を強めていきます。ずりバイをあまりせずお座りをした子はハイハイ期に入っても這うより座っているか、つかまり立ちや伝い歩きすることの方が多くなります。ずりバイやハイハイを十分にしないと身体運動などの発達にも影響が出ると言われています。また噛む力も十分に育ちません。

斜面や軽い段差などのハイハイは二足歩行に必要な四肢の交互運動や協調運動を高めます。また、足の親指で床を蹴り、腕を突っ張って上り下りすることで、顔の周りの筋肉の発達にもつながります。

しっかり噛んで食べられる体を育てるためにも、しっかり動いて体幹を育てることはとても大切です。
当院には庭もあり、診療後や診療のない日にも遊びに来ていただくことが可能です。ぜひたくさん動いて遊んでみてください!

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