骨や歯をつくるのに大切なカルシウム。
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グラフからも分かるように、骨量は
20歳頃までに増加しており、
成長期の骨形成がとても重要です。
![image-15](https://kids.8723dental.com/wp-content/uploads/2021/04/image-15.png)
しかし、実は吸収しにくい栄養素と
言われているカルシウム。
吸収率は牛乳・乳製品で40~50%程度、
小魚や野菜、海藻からは20~30%程度と
いわれています。
そこで・・・
カルシウムを効率よくとりいれる為に
大切な栄養素をいくつか紹介します。
・ビタミンD
ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を
サポートする役割があります。
食品では乾燥きくらげ、干し椎茸、いわし、
さけ、しらすなどに多く含まれています。
そして、ビタミンDは日光を浴びることにより
体内で合成することができるビタミンです。
必要以上に日光を避けて生活すると、
ビタミンDの合成が妨げられてしまいます。
・ビタミンK
ビタミンKはカルシウムの骨沈着を
促したりする作用があります。
納豆、ブロッコリー、ほうれん草、モロヘイヤ
などに多く含まれています。
また、ビタミンD・ビタミンKは脂溶性のビタミンで
油と一緒に摂取することで吸収が良くなります。
炒め物やドレッシングで和えるなど
調理の工夫をしてみましょう!!
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逆に・・・
カルシウムの吸収を妨げる栄養素もあります。
・リン
リンは必要なミネラルですが、取りすぎると
カルシウムと結着し、カルシウムの吸収を
阻害してしまいます。
戦後から現在にかけて、リンの摂取量が
約30倍に増えたと言われていますが、
その原因のひとつがリン酸塩です。
食品添加物として使用されているリン酸塩は、
加工肉や冷凍食品、インスタント食品、
お菓子、ジュースに多く含まれています。
取りすぎるとせっかくとったカルシウムが
うまく吸収できなくなる為、注意が必要です。
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カルシウムだけでなく、様々な栄養素を
バランスよくとりいれて、丈夫な骨や
歯をつくりましょう🎵
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