10月に入ると保育園・幼稚園・学校の
歯科検診でもらってくる
歯・口の健康診断結果と受診のおすすめ
の紙。
一体何が書いているの?
これってどういうこと?
についてお答えします(*^^*)
<<虫歯について>>チェック項目5・6
すでに穴があいた状態の虫歯がある。
もしくは虫歯かどうか精密な検査が必要です。
虫歯はいったん穴があいた状態になると
自然に治ることはなく進行します。
乳歯の虫歯は放置すると永久歯に悪い影響を
及ぼす場合があります。
【CO:シーオー、初期虫歯】
まだ穴はあいてない状態です。
歯の表面が脱灰している(溶け始めている)
ためしっかり磨いて進行しないようにしましょう。
フッ素を塗布し、歯質の強化を行いましょう。
【C:シー、虫歯】
虫歯が進行すると、神経まで及び、
何もしなくても痛みが出る場合が多いです。
虫歯を放置すると神経が死んでしまい、
痛みは治まりますが、このように
まわりの歯茎まで腫れてしまう(膿が溜まっている状態)
ことがあります。
<<歯垢・歯石について>>チェック項目7~10
歯垢(プラーク):
食べ物のカスが歯の表面につき
細菌が繁殖したもので、白くネバネバしています。
食後約8時間で歯垢が作られてしまうため、
毎食後の歯磨きが大切です!
歯石:
歯垢が蓄積し石灰化すると歯石になります。
歯石は表面は粗造で、歯垢の蓄積を促進します。
歯肉炎:
歯の周囲に歯石が付着し、歯肉(歯茎)が
赤く腫れたり、出血したりする状態です。
口臭の原因の1つとなっている場合もあります。
放置すると歯周炎に進行して全身に
悪影響を及ぼす恐れもあります。
<<歯並び、かみ合わせについて>>チェック項目11
歯がガタガタ(叢生:そうせい)、
すきっ歯(正中離開等)、受け口(下顎前突)、
出っ歯(上顎前突)、開咬、過蓋咬合
などがあります。
歯並びやかみ合わせには、それに至った原因があります。
原因を解決することが良い歯並びに導くのに
必要です。当院では呼吸や嚥下など
口腔周囲の正しい機能を獲得する
矯正治療を行っています。
歯並びについての詳しいコラムはまた更新しますね♪
<<あごの関節について>>チェック項目12
顎(あご)の関節が痛くて口が開きづらい、
もしくは痛くはないが指2本分程度しか
口が開かない、関節から雑音がするなどの
症状がみられます。
詳しい検査が必要となりますので相談してください。
Part②に続きます💗