こんにちは。はなふさ栄養士チームです。
寒さが増し、朝起きるのが
少しつらい季節ですね。
今回はそんな朝に欠かせない
【朝食】
がテーマです。
「朝食は大切」と昔から言われていますが、
朝食にはどんな効果があるのでしょうか。
生活リズムを整える
朝食をとる習慣のある人の方が早寝早起きで
あるという研究結果があります。
朝食でタンパク質(トリプトファン)を
とると食後13~15時間かけて良質な睡眠に
必要なホルモン(メラトニン)に変化します。
良質な睡眠ができることで翌朝すっきりと
起きることができ、生活リズムが作られます。
朝の食事が睡眠や生活リズムに影響を
与えているなんて驚きですね!!
また、食事により消化器官が働き、体温が
上昇することで1日の活動の準備が整います。
頭と体のエネルギー補給
脳のエネルギー源ともなる「ブドウ糖」は
体の中に多く蓄えておくことができません。
寝ている間にもエネルギーは消費されるため
朝起きた時にはエネルギーが欠乏した状態です。
朝食でエネルギー補給をすることで、
体力をつけるだけでなく、集中力・記憶力を
高めることができます。
また、朝食は1日に必要な栄養素を
補給するために大切な役割を担っています。
朝食をぬいて昼食をとると、
過食の原因となるほか、
糖や脂肪が過剰に吸収されて
しまうことがあります。
便秘の予防
起床後、食べ物や水分が胃に入ると
腸がぜん動運動を始めます。
このぜん動運動によって、便が直腸に移動し
それが脳に伝わって便意が起こります。
朝食をきちんと食べることで、
腸の活動リズムを保ってスムーズな排便を
促すことが出来ます。
朝の排便がなく、学校などで便意が
起こっても我慢して便秘になってしまう
ケースもあります。
保護者の方は、朝食の様子でその日の
体調の変化に気付くきっかけにも
なりますよね。
朝食をとって元気に1日を
スタートしましょう!