子どもの頃、大人から
「よく噛んで食べなさい!」と
言われた経験ありませんか?
"噛むことは良いこと"ということは
刷り込まれて育ってきた私たちですが
実際のところ"よく噛む"と
何がいいのでしょうか?
今日は"よく噛んで食べる"ことで
得られる健康効果について紹介します!
その① 脳の機能を高める
しっかり噛むと脳への血液循環が良くなり
脳神経細胞が活き活きと活動します。
集中力や注意力が高まります。
その② 味覚が発達する
よく噛んでしっかり味わうことで
繊細な甘み、うまみ、苦み、塩味
などを感じやすくなります。
調味料やソース、ドレッシングに
頼らなくても野菜などの素材そのものの味を
美味しく感じられるのも利点です。
その③ 胃腸の働きを助ける
食べ物をよく噛み砕き、消化酵素が
含まれた唾液と混ぜ合わせて食べることで
胃腸への負担を和らげて、働きが活発になり
消化しやすくなります。
その④ 虫歯になりにくい
よく噛むと唾液の分泌が活発になります。
唾液にはお口の中をきれいにする力があります。
唾液に含まれる酵素が有害な細菌と戦って
虫歯を予防してくれます。
その⑤ 歯並びがよくなる
しっかりよく噛むことは、舌や口腔周囲筋を
動かし、鍛え、顎の成長を助けます。
表情も豊かになります。
正しい噛み方をトレーニングすることで
歯並びを改善することもできます。
その⑥ 肥満を防ぐ
よく噛むと血糖値が上がりにくく、
多くのカロリーを消費します。
満腹感が得られるので食べすぎを防ぎます。
このように、"噛む"ことは
全身の健康維持につながります。
お子さまに「よく噛んで食べよう!」と
促すときに、なぜ噛むと良いのかを
プラスで伝えられるといいですね✰