コラム

熱中症対策の水分補給はなにがいい?

今現在梅雨真っ最中!これから暑ーい夏がやってきます!
熱中症対策としてこまめな水分補給は必要不可欠です。
甘さ控えめでスッキリと飲みやすいスポーツドリンクを選ぶ方も多いのではないでしょうか?
熱中症対策は何を飲むかにより、予防効果は違います。

基本的な水分補給やのどの渇きでは、水やお茶で十分と言われています。
しかし、大量に汗をかいた脱水状態の時には、体内から水分と塩分(ナトリウム)などが奪われた状態になります。
この場合には体の細胞へ急速に水分と栄養分を送るために適切な濃度のブドウ糖とナトリウムを同時に摂取することが大切です。
それぞれの飲み物で体への水分の吸収率が違い、スポーツドリンク<水<経口補水液の順で吸収率が良くなります。
身体の状態に合わせ、水分補給に飲むものを選ぶ必要があります。

★スポーツドリンクと経口補水液の違い
スポーツドリンクと経口補水液では成分に違いがあります。
経口補水液の成分の基本はブドウ糖2%です。これは、水分や電解質にとって点滴に近い吸収効果があると言われています。
スポーツドリンクは飲みやすさのために糖質が2~3倍濃くしてあり、ブドウ糖ではなく砂糖や果糖ブドウ糖液糖などを使用しています。脱水時には濃すぎる糖質が水分補給の邪魔になり、水分や電解質の吸収が悪くなります。
また、砂糖などの糖質が多く含まれているスポーツドリンクをこまめに飲むことで口腔内が酸性に傾く時間が長くなり、むし歯のリスクも上がります。

上記の図のように、糖分を摂ると口腔内は酸性に傾き、唾液の力で中性に戻る、脱灰と再石灰化を繰り返しています。

スポーツドリンクを薄めて飲めば大丈夫?
スポーツドリンクに含まれている糖質の濃度が濃い分だけ薄めて飲めば大丈夫?と考える方もいるかもしれません。
しかし、その答えは×です。
スポーツドリンクを薄めてしまっては一緒にとりたいはずのナトリウムなど電解質まで薄くなってしまいます。これでは、身体への吸収率が悪くなってしまうためおすすめできません。
市販の経口補水液はスポーツドリンクよりも価格が高いですが、自分でも経口補水液を作ることができます。
試してみてはいかがでしょうか?

暑い夏を健康に過ごすためにも、適切な水分補給と飲むものの選び方を工夫していけるといいですね!

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