～食べること、飲み込むことにお困りはありませんか？～
当院には摂食嚥下障害の専門医が在籍しています
当院では重度の障害があり通院が困難なお子さまに歯科医師や歯科衛生士が自宅や施設に伺う「歯科訪問診療」を行っています。
診療内容
摂食嚥下（食べること、飲み込むこと）
当院には摂食嚥下障害を専門とする歯科医師が在籍しております。
食べる機能は本能的なものではなく、多くは生後に発達・獲得される機能です。重度の障害や長期にわたる経管栄養により機能の獲得が遅れているお子さまの食べる支援を行います。
また、食べることが難しいお子さんでも状態によっては味わう楽しみを知ってもらうことが出来ます。
歯のクリーニング・口腔ケア
人工呼吸器の使用や薬の影響で口腔内が乾いていることが多く、唾液による自浄作用が少ないため、歯垢や歯石、舌苔がついていることが多くあります。
口から食べていなくても口の中に汚れは付きます。また、口の感覚過敏の改善にも効果があります。
むし歯の治療
医療依存度の高いお子さまの場合、むし歯は少ない傾向にありますが、逆流性食道炎により歯が酸蝕症になる場合もあります。
簡単な虫歯治療であれば当クリニックで行うことが可能ですが、大きな虫歯であれば専門の医療機関で全身麻酔を使用して虫歯の治療を行うことがあります。
フッ素塗布
むし歯予防・酸蝕症予防のために、歯のクリーニングや口腔ケアとあわせて定期的に歯にフッ素を塗ります。
乳歯の抜歯
医療依存度の高いお子さまは乳歯を飲み込んでしまうと誤飲誤嚥の危険があります。歯科医師が定期的に検診を行い、必要があればグラグラした乳歯の抜歯を行うことがあります。
お子さまの状態によってはかかりつけの医師と連携して抜歯を行ったり、専門の医療機関での抜歯が必要になることもあります。
